メイド イン ジャパン
生涯寄り添えるピアノを

厳選した上質なパーツを集め、ピアノの構造を熟知した職人が組み上げる、
日本の弾き手のためのピアノ。
弾き手と共に歩んでいけるピアノでありたいという願いから、
修理などのケアも製造と同じ場所で行うことで、対応の早さとユーザー様が安心できるサービスを心がけております。

世界基準のピアノづくり
そして、さらなる高みへ

ピアノが楽器である以上、音色の美しさは当然ですが、弾き手の感性に忠実であることも同じく重要な要素と言えます。
弾き手の感性に忠実でなければ、美しい音色も望めません。
数千点に及ぶ部品を組み合わせたピアノは、アコースティック楽器の中でも特殊な「工業製品」です。
優れたパーツを取り揃え、精密な組立設備を整え、製品を世の中に送り出すことは世界基準のものづくりの基本です。
この基本を踏まえつつ、人の手で演奏されるピアノが「どうすればより弾きやすいものになるか」は人である技術者・職人の知識や技能が重要な要素となります。
ピアノ技研工業では、この『弾きやすさ』について、最も多くの時間と情熱を注ぎ込みました。

BRAND STORY
JF HESSEN
ブランドの生い立ち

2002年から2008年までの6年間、上海アートフィールドはドイツの〔Feurich Klavier&Fablikation GmbH〕と提携しました。
その間アートフィールドでは、フレーム鋳造の為のオリジナル鋳型と、F123アップライトピアノ及び、F172グランドピアノの生産に関わる工作機械を導入、またドイツに多くの技術者を派遣するとともに、新たな生産工場を設立。
ドイツより数名のマイスターを上海に招聘し、〔Julius Feurich〕の生産を開始しました。
そして〈JFピアノ〉の更なる進化を目的に、〔JF Artfield Piano Co.,Ltd〕をドイツのヘッセン州に設立、〔JF Hessen〕ピアノの生産を開始、新たなブランドが誕生しました。
日本での生産2011年、ピアノ技研工業では、アートフィールドより〈Julius Feurich F123〉のフレームの供給を受け、日本市場向けのアップライトピアノの開発を始めました。
そして2014年、〈JF Hessen SHIZUOKA JAPAN〉〔ジェイエフ ヘッセン シズオカジャパン〕ブランドにて日本では、〔ピアノ技研工業〕が生産する事でアートフィールドと合意、新設計のアクション・鍵盤を搭載し、2017年暮れより生産を開始しました。

弾き手目線の
ピアノ作りをテーマに

理想的な機能を設計する能力と、その機能を最大限に引き出す組み立て技術や調整力は、ものづくりをする上で特に重要な要素です。
弾き手がピアノに何を求めているかを常に意識しながら作り上げていきます。
ピアノにとって最適な形状は計算により導き出せます。しかしイメージ通りのタッチや音色はそれだけでは実現できません。
このイメージを具現化し、ピアノを「演奏の道具」から「良きパートナー」とすべく多くの試作を作り、修正を繰り返して来ました。
〈JF Hessen〉は、アクション・鍵盤の設計に最も多くの時間と情熱を傾け、弾き手と心の通うピアノを形にした楽器です。
そして、ピアニッシモからフォルティシモまで、弾き手の意思に忠実に応える至高のタッチ感と、表現力を提供します。